2019.09.03 スタッフブログ SFTS(重症熱性血小板減少症)について
先日、国立感染研究所の先生による「SFTSの現状:人と動物の感染症」についての
講演を聞きに行ってきました。
SFTSとは「重症熱性血小板減少症」の略で人とペット共通の感染症です。
2011年に中国で初めて報告されたもので、
感染はマダニの吸血もしくは感染した動物の体液(血液や尿)に接触することで起こります。
症状は1~2週間の潜伏期を経て発熱、消化器症状が多くの症例で認められていて、その他頭痛、筋肉痛、意識障害などの
神経症状、リンパ節の腫脹、皮下出血などがあり、
2019年現在、このウイルスの死亡率は約30%といわれています。
※岡山県内でも動物、人ともに感染が数件報告されています。
感染しないためにもマダニ駆除・予防薬を月に1回投与していただくだけで簡単に防ぐことができます☆
マダニが活発になる時期は4月~11月頃までといわれていますが、
種類によっては冬場の寒い時期にも活動しているものもいます。
なので年中予防していただくのをおすすめしています!
当院ではスポット剤、おやつのようなチュアブルタイプ、錠剤など様々な種類を取り扱っています(*^_^*)
これを機にご自身と大切なペットのためにも始めてみてはどうでしょうか?
ご不明な点はお気軽にスタッフにお尋ねくださいね♪